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【2024年7月更新】M&A仲介会社の平均年収ランキングを企業別で徹底解説|上位を占める理由を大発表! – M&A業界特化の転職エージェント

【2024年7月更新】M&A仲介会社の平均年収ランキングを企業別で徹底解説|上位を占める理由を大発表! – M&A業界特化の転職エージェント

M&A(合併・買収)仲介業界は、高収益且つ市場の需要が高いことから注目を集めています。特にその平均年収が高いことで知られ、転職先としても人気が急上昇しています。

今回は、2024年7月の最新データを基に、M&A仲介会社の平均年収ランキングを企業別に徹底解説します。インセンティブ体系などの情報も集めておりますので、転職活動の参考にしてください。

目次

M&A業界が高収入である理由は複数あります。収益性の高いビジネスモデル中小企業の後継者問題によるニーズの高まり、そして充実した成果報酬体系が挙げられます。

これらの要因がどのように作用して高年収を実現しているのか、次の各見出しで詳しく解説します。

収益性の高いビジネスモデル

M&A仲介業界が高収益である主な理由の一つは、そのビジネスモデルにあります。

●1件当たりの手数料単価が非常に高い
●手数料ビジネスのため、原価が低い

この2点の特徴が大きく影響しています。

M&Aの案件一件ごとに高額な手数料を得るため、少数の成功案件でも大きな利益を生むことができます。1件当たりの平均手数料単価は5,000~7,000万円ほどのM&A仲介会社が多くあります。企業の売買という最も高額なものを取り扱い、かつ売り手と買い手の双方から手数料をいただく形のため、この高単価が実現しています。

案件の仕入れ値が殆どかからないため、売上は人件費や広告宣伝費にほとんど使われています。高額の給与をM&Aアドバイザーに支払ったとしても、営業利益率は40%を超えている企業も珍しくありません。

さらに、M&A仲介会社はキャッシュフローが安定していることが多く、案件ごとに支払いサイクルを予測しやすい点も収益性を高める要因となっています。

中小企業の後継者問題によるM&Aニーズの高まり

日本では少子高齢化が進む中、多くの中小企業が後継者不足に悩んでいます。このため、事業承継の手段としてM&Aが注目され、ニーズが高まっています。特に地方の中小企業において、後継者がいないことが深刻な問題となっており、その解決策としてM&Aが求められています。

このような社会的背景から、M&A業界に対する需要が持続的に増加し、それが業界全体の年収を押し上げる要因となっています。

成果報酬体系の充実

M&A業界では、成果報酬型給与体系が一般的です。これは、成約した案件に対する報酬が高く設定されているため、成功すれば高収入が得られるというものです。多くのM&A仲介会社では基本給も設定されていますが、年間契約数や成約数に応じてボーナスが支給されるケースが多く、その結果として高年収が実現します。このような報酬体系がM&Aアドバイザーのモチベーションを高め、業界全体の収益向上にも寄与しています。

平均的なインセンティブ率が20%前後となっているため、成約単価が5,000万円だった際には、1件当たりの成約で年収が1,000万円変わってくるほどのインパクトを持っています。

M&A業界の中でも特に注目されるのが上場大手3社です。業界をリードするこの3社の平均年収は、日本の平均年収ランキングの常に上位に位置しています。

まずは上場大手4社の平均年収について解説します。

1位:M&Aキャピタルパートナーズ株式会社
年収2,478万円(全社員平均 ※バックオフィス含む)

堂々の1位は上場企業平均年収ランキングにおいて、9年連続で1位を取り続けているM&Aキャピタルパートナーズです。

この企業がランキング上位に位置する理由は『大型案件による高単価』『1人当たりの生産性』が圧倒的である点です。2023年9月期の決算情報によると5件に1件以上は手数料1億円以上の大型案件となっています。株価レーマンによる手数料算出を行なっており、業界では手数料が低くなる手数料体系ですが、それでも大型案件が多くなっています。

コンサルタント1人当たりの売上高1億5,860万円となっており、業界平均が7,000万円前後と考えると非常に高い生産性となっています。

そして、それを支えているのが『高い採用ハードル』『アウトバウンド営業力』だと考えられます。各業界のトップセールスであることが採用条件であり、業界の中でも最高難易度の企業となっています。そのため、全員が結果を残せることで生産性の高い組織へと仕上がっています。

そして、アウトバウンド営業力に関しては、同様に大手3社と括られる『日本M&Aセンター』『ストライク』などはインバウンド案件も多いため、単価の低い案件も担当しています。そして、インバウンド案件は紹介料といった原価が10~15%ほど発生するため、収益性も下がってしまいます。これらの点から、アウトバウンド営業に長けたメンバーが集まっているからこその高単価案件が獲得できていると言えるでしょう。

https://www.ma-cp.com/ir/news.html?y=2023

圧倒的な年収実績

<年収実績>

2023年9月期
・年収4,537万円(在籍1年超アドバイザー平均)
・年収2,425万円(在籍1年超アドバイザー中央値)
・年収2,478万円(全社員平均 ※バックオフィス含む)
2022年9月期
・年収4,106万円(在籍1年超アドバイザー平均)
・年収2,656万円(在籍1年超アドバイザー中央値)
・年収3,161万円(全社員平均 ※バックオフィス含む)
2021年9月期期
・年収3,594万円(在籍1年超アドバイザー平均)
・年収2,512万円(在籍1年超アドバイザー中央値)
・年収2,688万円(全社員平均 ※バックオフィス含む)

【企業研究】当社についてさらに知りたい方はこちら

M&Aキャピタルパートナーズの魅力・強みを徹底解説▼

2位:株式会社ストライク
年収1,493万円(全社員平均 ※バックオフィス含む)

第2位は公認会計士が主体となって設立したストライクです。株式会社ストライクが公表している2023年度有価証券報告書によると平均給与1,493万円にのぼることが分かります。

特徴は公認会計士が主体になって設立されたため、専門性の高いM&A仲介サービスを提供する点です。日本で初めてインターネットM&Aプラットフォーム「SMART」の運営を行ったことでも知られています。
提携先からの紹介案件が46%ということもあり、原価がかかってしまっているや案件規模の大きさが影響したことからM&Aキャピタルパートナーズとの差が生まれています。

https://www.strike.co.jp/

3位:株式会社日本M&Aセンター
年収1,114万円(全社員平均 ※バックオフィス含む)

東洋経済オンライン

第3位は業界の雄こと日本M&Aセンターです!株式会社日本M&Aセンターホールディングスが公表している2023年度統合報告書によると平均給与1,114万円にのぼることが分かります。

同社の特徴はM&A仲介会社の中でもトップクラスのネットワークを保有している点です。300を超える地域金融機関の他、900を超える会計事務所1,700か所の仕業事務所と提携をしており、情報量でもナンバーワンと言えるでしょう。

また売り手(譲渡企業)と買い手(譲受企業)の担当者を社内で分ける分担制で最終契約までサポートすることでも知られています。タッチできる案件数はランキング3社の中で最も多いでしょう。

https://www.nihon-ma.co.jp/groups/ir/pdf/ir_integrated_report2023.pdf?rev=6082

【取材記事】当社についてさらに知りたい方はこちら

日本M&Aセンター人材戦略部、中村様へ候補者が疑問に思っている事をインタビューしてきました▼

上場大手3社に続いて、高い平均年収を誇るその他のM&A仲介会社も存在します。これらの企業もそれぞれ独自の強みを持ち、充実した報酬体系やビジネスモデルで魅力的な転職先となっています。

株式会社M&A総合研究所
年収2,815万円(2年超のM&Aアドバイザー平均)

AI/DXによる業務効率化を武器として、圧倒的な成長を続けているM&A総合研究所です。毎年100%以上の成長率を誇り、あっという間に業界での存在感を増しています。

未経験入社の約70%入社後1年以内に案件成約を実現しており、一年半の在籍で全てのアドバイザーが2件以上、そのうち8割が同期間内に3件の成約を達成しているようです。非常に成果の残しやすい環境が整っている企業です。

https://masouken.com/recruits/

年収モデル

<M&A未経験者>

基本給 420万円 + インセンティブ(売上の18~23%)

インセンティブがベース給与を上回った分から発生します。3件目以降は案件を獲得したアドバイザーがインセンティブの権利を持つため、上司との案分などに悩まされることはない成果主義で働くことが出来ます。

【直接取材】当社についてさらに知りたい方はこちら

M&A総合研究所 代表取締役CEO 佐上様に直接取材してきました▼

【内定者取材】当社内定者のリアルな声が知りたい方はこちら

新卒で急成長中のM&A仲介会社へ!その全貌をインタビューしてきました▼

株式会社fundbook
年収2,500万円以上(2年超のM&Aアドバイザー平均)

株式会社fundbookは、営業サポート体制が充実しており、M&Aを進める各フェーズごとにアドバイザー専門チームがサポートする体制を構築しています。

M&Aアドバイザーが効率的にディールを進められる体制が整っており、在籍1年以上のアドバイザーの平均年収は1,800万円を超え、在籍3年以上のアドバイザーの平均年収は2,500万円を超しています(2023年3月期実績)。

https://recruit.fundbook.co.jp/

年収モデル

<M&A未経験>

基本給 500万円 + インセンティブ(売上の25%)

インセンティブがベース給与を上回った分から発生します。高水準のインセンティブ率に加え、2年目以降は達成したKPIやKGIによって基本給が上がります。アドバイザーの基本給は最大1,200万円まで昇給するため、不安定な収入になりがちな業界の風土を払しょくする設計となっています。

【企業研究】当社についてさらに知りたい方はこちら

fundbookの魅力・強みを徹底解説▼

インテグループ株式会社
平均年収2,791万円(2年超M&Aコンサルタント平均)

2007年に設立した完全成功報酬制を掲げるM&A仲介会社です。

同業他社への転職者がこれまで0人という、働きやすい環境が整っているM&A仲介会社です。

2024年6月に上場し、ストックオプションの付与率も100%となっています。ソーシングから一気通貫で担当するため、インセンティブの配分も発生しません。

2024年5月期では34名となっており、非常に少数精鋭のM&A仲介会社です。

https://www.integroup.jp/recruiting/company/number.html

年収モデル

基本給 360万~ + インセンティブ(~40%以上)
基本給は前職を考慮した変動有
固定給を上回った分を賞与で支給します。
成約件数により%がアップし、また上司等に配分をとられることがありません。

<年収実績>

全コンサルタント:1,700万円
1年超在籍コンサルタント:1,898万円
2年超在籍コンサルタント:2,791万円
3年超在籍コンサルタント:3,377万円

【直接取材】当社についてさらに知りたい方はこちら

M&A仲介業界のマッキンゼー!? インテグループの藤井社長へ直接インタビューしてきました▼

株式会社M&Aベストパートナーズ

業界特化かつ、営業に集中できる環境を提供することによって、業界最高水準の1人当たり売上高を達成しているM&A仲介会社です。

ダイレクトメールの発送や初期のテレアポなどは専属部署が行うため、本質業務に集中し、案件を効率的に対応できる環境となっています。

インセンティブも翌月一括支給となっており、初年度から高年収を狙うことが出来ます。

https://mabp.co.jp/recruit/career/

年収モデル

基本給 360万円 + インセンティブ(10~40%)
インセンティブは基本給に上乗せ支給されます。
インセンティブ率は累積成約数に応じて上昇します。

1年目:800~900万円(1件/年成約)
2年目:2,000~6,000万円(4-6件/年成約)

M&Aロイヤルアドバイザリー株式会社
平均年収約2,400万円(2年目以降のM&Aアドバイザー平均)

充実したバックオフィス体制と業界トップクラスのコンサルタントによる1on1のOJTによって、未経験の教育体制が非常に整っています。OJTによる教育がここまで充実したM&A仲介会社はございません。

年収モデル

基本給 420万円 + インセンティブ
※インセンティブ率は非公表

株式会社ペアキャピタル
平均年収約1,643万円(2年目以降のM&Aアドバイザー平均)

業界最速での上場を果たしたM&A仲介会社となっており、現在も急成長中です。

業界特化の営業体制と、役員が同行することによって未経験での活躍が期待できます。営業未経験や第二新卒で入社した人でも十分に活躍している実績がございます。

また、最高水準のインセンティブ率があり、圧倒的な年収を狙うことが可能です。

https://p-capital.co.jp/career/data/

年収モデル

基本給 420万円 + インセンティブ(30~50%)
年間売上によってインセンティブ率が上昇し、一度上がったインセンティブ率は下がりません。
売上が3,000万円以上を超えた際にインセンティブが発生し、翌月支払い。

全M&Aアドバイザー平均年収:約1,142万円

2024年7月現在、M&A仲介業界の売上高ランキングにおいて、上場企業がどのようなポジションを占めているのかが注目されます。このランキングは、企業の規模や市場での影響力を理解する上で重要な指標です。中でも、売上高は企業の実力を測るうえで欠かせないデータとなります。

今回はM&A仲介会社の年収について解説しました。

M&A業界を目指す方の多くは年収アップを目的にされています。インセンティブの設計が各社それぞれ異なっておりますが、実際の平均年収にはさほど変わりはないことがお判りいただけたかと思います。

そのため、重要なのは『活躍できるのか』であると考えています。インセンティブ率が高くても、成約出来なければ全く意味がありません。

自分自身の経験をどこの会社だったら一番活かすことが出来るのかが一番大切なのではないでしょうか?

業界特化だからこそ、各社の特徴を熟知したアドバイザーの知見が必要です。

是非、『キャリアラダー』の転職相談を活用しましょう。

また、弊社の強みはM&A業界未経験の方を合格まで導く選考対策力です。書類作成から念入りに準備を行ない、平均30回以上の面談を通して内定・入社までサポートします。

他社エージェントを利用して、書類も通らなかった人でも書類を作り直して内定・入社したケースも多数ございます。

また、レスポンスの早さを売りにしておりますので常に転職の味方が伴走している安心感を感じていただけるかと思います。

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