職務経歴書の書き方・ポイント
それでは、実際に職務経歴書の書き方を簡単に見ていきましょう。
職務経歴書の内容
職務経歴書は主に
- 職務要約
- 職務経歴・実績
- 活かせる経験・スキル
- 自己PR
で構成されます。
枚数は2ページ以内に収める方が良いとされています。
なぜなら『質問される内容』を絞り込むためです。
職務要約
こちらはそこまで詳しい内容を記載する必要はありません。
【職務要約】株式会社○○(○○年●月●日~○○年●月●日まで)
その会社について何も知らない人に対して、2~3行で分かりやすく書きましょう。
取り扱う商材・職種・業務内容・簡単な実績
こちらは、とにかく分かりやすく書くことに注力してください。
職務経歴のポイント
- 読むだけでどんな仕事をしているかが分かる
- 仕事において一番工夫したこと(一番聞かれたいこと)を記載する
- 曖昧な表現を減らし、極力短くする
営業の場合、下記を含めることで業務の内容をイメージしやすくなります。
- 取り扱い商材
- 主な取引先
- 商談相手(経営層・人事など)
- 営業スタイル(新規営業・既存営業・テレアポ)
- 実績・表彰(定量データ)
- 一番工夫したこと
1番工夫したことを書くことで、質問内容を絞らせる。
1番工夫したことに関しては、下記の順番で短くまとめましょう。
S(状況)・T(課題)・A(行動)・R(結果)
各項目を大体1行ずつ記載し、あとは質問で深掘りされるのを待ちます。
活かせる経験・スキル
2~3個の項目とその説明を1~2行で記載します。
現職での業務の中で、M&A業界で活かせるスキルとして記載します
<例>
〇経営者層への提案経験:月30件の商談のうち、最低15件は経営層への提案を行なっている。
M&A仲介において必要なスキル・能力が分かっている・保有しているということをアピールします。
自己PRの書き方 『あなたの強みはどう活かせる?』
自分がその会社でどのくらい活躍できるのか。
それをいかに伝えるかが、内定獲得に一番重要になってきます。
それに当たって、自己PRは最大の見せ場となります。
魅力を伝えるためにおすすめの構文をお伝えします。
ーーーーーー
私の強みは○○です。
<強みを表すエピソード(前述のSTARに沿って記載)>
強みである○○はM&A仲介において、◆◆といった場面で活かせると考えております。
ーーーーー
私の強みはM&A仲介において活かせるのかどうかを分かっているのか。
それは、M&A業界への理解を示すことにもつながります。
是非自己PRが得意でない方はこちらの構文をお使いください。
レイアウト・見やすさ・完成度
内容に関しては、一旦出来上がりました。
次は、完成に向けて修正していきます。
職務経歴書の読みやすさ・見やすさも採用担当者に与える印象に影響を与えます。
職務経歴の途中でページが変わっていたりしませんか?
気を付けていただきたいポイントはこちらです。
- 誤字・脱字
- 数値の『,』がついているか
- 項目の途中でページが切り替わっていないか
- ページの最後まで活用しているか(1ページと1/3で終わったりしていないか)
最後に↑をチェックしてください。
ここまで職務経歴書の書き方をお伝えして来ました。
- 読みやすさ・見やすさに注意する
- 自分が話したい内容を中心に記載する
- M&A業界でどうやって活躍するのかをイメージさせる
この書き方を参考にしながら修正していただければ、内定確率はかなり上がるでしょう。
しかし、自分一人で修正するのには限界があります。
特に
- 業務を知らない人から見て分かりやすいか
- M&A業界で活かせる強み・経験・スキル
に関しては弊社をご利用いただく方が良いかと存じます。