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【転職情報】M&A業界への転職! 聞かれる質問とその意図は?! (後編)

面接日程が決まり、面接対策を進めていることかと思います。以下の記事では人事面接・事業部面接・役員面接のそれぞれの意図と対策についてお話しました。
※面接対策(前編)を先に読んで頂いてから、(後編)を読むことをお勧めします。

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今回は人事面接にフォーカスして準備すべき項目を解説いたします。M&A業界で必ず聞かれる質問はたったの4つです!最低でもこれをおさえて面接に臨みましょう。

M&A仲介企業の面接において測られること

中途採用の転職者に求められる要素として、その会社を短期間で辞めない『定着度』とその会社で実績を出してくれる『活躍度』が挙げられます。書類選考では最低限のことしか分かりません。離職期間が短いかで『定着度』を測り、求める人物像に近い経験をしているかで『活躍度』を測ります。ただ、それはあくまで書類上での話になるので、その人の1割も理解するのは難しいでしょう。
そこで、採用においては複数回の面接を通して、その人が本当にこの会社に定着してくれて、活躍してくれるのかを測っていくことになります。面接官が今どんな意図をもってその質問をしているかを知ることが、面接突破において大切になってきます。

M&A仲介企業の面接で必ず聞かれる4つの質問!

面接における質問は次の4つを軸に進められます。
〇自己PR
〇転職理由・志望動機
〇キャリアチェック
〇逆質問

これを『定着度』『活躍度』の何を見ているか、時間配分とともに見てみると、
〇自己PR 5分 『活躍度』
〇転職理由・志望動機 10分 『定着度』
〇キャリアチェック 30分 『活躍度』
〇逆質問 5分~10分 『定着度』
といった意図を持って進められております。以下より、それぞれについて解説していきます。

自己PR~聞いてほしいところをしっかりアピール!~

第一印象を決める大切な時間です。自己紹介ではありません、自己PRです。普段生活している中で、自己紹介をする場面は有っても自己PRをする機会はなかなかないでしょう。「自分のことをアピールするのは苦手だ。恥ずかしい。」そんな考えでいると、何の印象も与えずに面接がスタートしてしまいます。自分にはこういう強みがあって、面接ではここを聞いてほしい!という思いを相手に伝えましょう。
1分間で
・現職について
・強みはどこにあるのか
・どういう風に活躍するのか

これが相手に伝わって初めて『活躍度』の高い人材だということが伝わります。

転職理由・志望動機~本音で話して大丈夫??~

「上司が嫌い・残業が多くて疲れた・仕事に飽きた」などの不満があって転職を考え始めた人も多いのではないでしょうか?そんなことを面接官に伝えたらマイナスのイメージを与えるのではないか、そう考える方も多いと思います。
そこで大切なのがキャリアプランを考えた転職をしているかということです。確かに、転職を考えだしたきっかけは先程のような不満かもしれません。ただ、環境を変えるだけの転職をしてしまっていては、同じことを繰り返す可能性があります。将来なりたい自分を思い描き、それに向かっての転職であれば、全く同じ悩みに悩まされることはないでしょう。
転職理由は、「将来のキャリアプランを叶えるために、今の職業では不可能だから。」これが言えれば充分です。その中身は人によって変わってきますが、本旨をおさえて筋の通った転職理由を作成しましょう。そして、それと同時に志望動機も出来上がります。将来のキャリアプランを叶えるために必要な経験・知識を得られる業界・職種・企業は御社であると、自信を持って言えるようになるでしょう!そんな転職理由・志望動機がある人は簡単に辞めないだろうという『定着度』の高さを伝えることが出来ます。

キャリアチェック~なぜ?なぜ?なぜ?を3回以上~

自分が今までやってきた仕事だから、聞かれても問題ないと思ってませんか?
実は日頃の業務の説明でも何故それをするのかを3回聞かれるだけで、答えるのが難しくなります。スムーズに受け答えするには、一度自分の業務について言語化しておく必要があります。ただ、これに関しては一人ではなかなか難しいところがあります。自分では簡単に説明しているようでも、業界用語が入っていたりと気付かない点が出てきます。転職エージェントや友人に協力してもらい、実戦形式で質問してもらうといいでしょう
このキャリアチェックの目的は、これまでの経験が転職先での仕事内容にマッチしているのか、再現性のある仕事をしていたのか。転職先での『活躍度』を測られています。ただ注意が必要なのは、『活躍度』をアピールしたいからと言って、『盛る』ことは厳禁です!深掘りされる段階で、辻褄が合わなくなることや答えられないことが出てくると、盛っていることはすぐに伝わってしまいます。あくまで仕事のマッチ度・仕事の理解力を見ていますので、過剰に盛る必要はありません。誠実に『活躍度』をお伝えしましょう

逆質問~無難な質問はマイナスの印象?!~

インターネットで『逆質問』と検索すれば、沢山の例が出てきます。「そこから2~3個準備しておけばいいか。」そんな考えで望むと、面接官によってはかえってマイナスの印象を与えてしまいます。自分がその会社で働くことをイメージして、HPやSNSでその会社について調べた上で、本当に聞きたいことを聞いてみてください。「聞きたいことなんて浮かばない。」っていうような企業には恐らくそれほど興味が無いのだと思います。無難な質問をぶつけることで、この人はうちに興味ないのかな?と面接官に思われてしまうかもしれません。せっかく時間を貰って、その企業について聞くことが出来るのに、気にならないことを聞くのはもったいないです。自分が本当にその企業に転職して大丈夫なのかを見極めましょう。しっかり企業を調べてぶつけた質問であれば、相手には「リサーチしてきたな・興味あるな」という『定着度』の高さを伝えることが出来るでしょう。

まとめ

面接は4つの項目を軸に質問が行われる。
〇自己PR
『活躍度』を見られるため、1分間で自身の強みやどう活躍できるのかをしっかり伝える必要がある。
〇転職理由・志望動機
キャリアプランに合った転職活動をしているのか、同じ理由で辞めないのかという『定着度』の高さを伝える必要がある。
〇キャリアチェック
経験と転職先の業務内容がマッチしているか、仕事を理解して働いているのか、入社後の『活躍度』を測られている。
〇逆質問
本当に興味のある質問をすることで、自分自身の転職ミスマッチを防ぎ、企業には興味という『定着度』を伝える必要がある。

今回はたった4つの項目のご説明でしたが、面接官が投げかけてくる質問には全て意図があります。ご自分で準備するだけでは限界がありますので、是非転職のプロをお使いください。弊社は他にもM&A仲介会社各社が質問してくる傾向などもしっかり対策しております。面接練習を5回以上される方も多くいらっしゃいます。候補者の方が、せっかく手に入れた面接のチャンスで、しっかりと実力を発揮していただけるようサポートさせていただきます。M&A仲介会社の面接対策はキャリアラダーにお任せください。

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