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【転職情報】M&A業界の業界地図を大公開!業界未経験者から見たカオスマップとは?

昨今、事業者が急増しているM&A仲介業界ですが、転職者の目線でのカオスマップを公開いたします。今回のカオスマップは、インセンティブ料率と会社に流入する案件数の2軸から作成しております。尚、全ての事業者を記載するのは難しいため、上場会社から未上場会社で、採用を積極的に行っている会社に絞って作成しております。M&A業界への転職を検討している方はご自身にあった会社を探すため、参考にしてください。

M&A業界のカオスマップ

2022年6月時点のカオスマップを大公開します。カオスマップの作成にあたり、各在籍社員や専門家にヒアリングを行っておりますが、内容について正確性を担保するものではございませんので、あくまで転職活動の参考資料としてご活用ください。

各軸については、転職者希望者からよくご質問を頂くインセンティブ料率(縦軸)、会社への案件流入数(横軸)としています。また、赤印がついている会社は上場もしくは上場承認されている会社です。以下より縦軸、横軸の説明、それによる考察を記載していきます。

縦軸(インセンティブ料率)の説明

縦軸はインセンティブ料率となっています。インセンティブ料率は各社により異なり、転職における大切な軸の1つだと思います。業界の中でのインセンティブ料率は、最高水準で売上高の50%(中には業務委託という形で、90%を支払う会社もありますが、今回は除外します)、平均して概ね20%前後となります。中にはインセンティブ設計がそもそも存在しないM&A仲介会社もある(ただし、基本給が高い)ので、ご自身の状況や考えによって、会社を選択していくと良いでしょう。一般的に、インセンティブ料率と基本給の高さは逆の相関関係となります。また、”インセンティブ料率が高い”=”稼ぎやすい”ではないので、ここも注意が必要です。ここの詳しいお話は弊社転職サービスにてご説明いたします。

横軸(会社に流入する案件数)の説明

横軸は会社に流入する案件数となっています。案件に流入する案件数とは具体的にコンサルタントへのインバウンド案件数を指し、高くなるにつれてWEBからのリード獲得、金融機関等からの紹介、DM送付の半自動化によるアポイント取得、外部/内部アポインターからのトスアップなどが増えていくイメージです。一方で、低くなるにつれて自分で案件を獲得しに行く(自らコールドコールやDMを送付し、一から窓口を開けて案件を獲得する)必要があります。すなわち、右にある会社ほど会社で案件のリードを獲得している傾向にあり、左にある会社ほど自分で案件を獲得できる機会(する必要)がありにあります。案件のソーシングは、自分の成果を決める重要なポイントになりますので、自らの得意分野を確認しつつ転職する会社を決めるのが良いでしょう。

考察

今回のカオスマップではインセンティブ料率と会社に流入する案件数を軸にお話をしてきました。全体像から見るに、インセンティブ料率が低い会社ほど会社への案件流入が期待でき、インセンティブ料率が高い会社ほど自分の力で案件を獲得する必要があります。ここは従業員が稼いだキャッシュを何に投資するか(広告費などのリード獲得のために投資をするのか、もしくは人件費に投資をするのか)で決まってくるので、そのような相関関係になる事は納得できます。なので、M&A仲介会社への転職においては単純にインセンティブ率が高いから(低いから)、会社への案件流入数が多いから(少ないから)という理由で決めるのではなく、ご自身の強みや現在の環境を照らし合わせて転職先を決めることが最も良いでしょう。尚、詳しい会社一覧やランキングについては、以下の記事をご覧ください。

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