M&A 仲介会社に就職したい新卒の方も多いでしょう。
M&Aに関する用語はたくさんあり、面接中に知らないと、ヒヤリとした思いをすることもあります。
自信を持って、M&A仲介会社の選考に申し込めるよう、M&Aに関連する用語を把握しておくことが大切です。
今回は、M&A仲介会社に特化したエージェントの観点から、就職活動の面接で役立つM&A用語について解説します。

目次
M&A 仲介会社を目指す新卒が知っておきたいM&A用語
早速、M&A仲介会社を目指す新卒が知っておきたいM&A用語を解説します。
M&A
【M&A:Mergers(合併)and Acquisitions(買収)の略称】
M&A仲介会社を目指す新卒であれば、M&Aについては知っているのは当然です。
ただ、面接の際にMとAの意味を聞かれないかといえば、可能性はゼロではないでしょう。
M&Aは合併と買収の略称です。
合併は新設合併・吸収合併に分けられ、買収は会社分割・事業譲渡・株式取得などに分けられます。
英単語や種類まで押さえておくと安心です。
M&A 仲介業務
【M&A仲介業務:企業を買いたい人と売りたい人の間に立ってM&Aを成立させる仕事】
新卒としてM&A仲介会社を目指す以上、M&A仲介業務の意味を理解していなければ、内定をもらうのは難しいでしょう。
M&A仲介業務は案件探索・案件化・マッチング・クロージングのプロセスで成り立ちます。
それぞれのステップを自分で説明できるようにしておくことが大切です。
M&A アドバイザー
【M&Aアドバイザー:M&Aを成立させることに特化したスペシャリスト】
M&Aアドバイザーは、新卒採用で募集される職種として掲示されることがあります。
M&Aコンサルタントやファイナンシャルアドバイザー(FA)などと呼ばれることもあります。
職種の内容をよく理解しておかなければ、自信を持って選考に臨めません。
具体的にどのような仕事をする職種なのか、詳しく研究しておくことが重要です。
ただ、インターネットのリサーチでは得られる情報に限界があるので、
必要に応じてエージェントに詳しい話を聞くことも検討してみてください。
デューデリジェンス
【デューデリジェンス:譲渡対象企業(売り手)に対して行う事前の調査手続き】
M&Aでは、買収をしたあとに簿外債務が発覚したり、
適性価格よりも高額で買収費用を支払ったりする事態が起こり得ます。
そのため、譲受け企業(買い手)は、譲渡対象企業について財務や法務、税務など、あらゆる観点から、
買収に相応しい対象かどうかを判断しなければなりません。
デューデリジェンスは、企業の命運を決める重要な手続きです。
将来、M&A仲介業務を任される新卒としても、理解を避けては通れない言葉でしょう。
PMI
【PMI:M&A後の統合効果を最大にするための統合プロセス】
M&Aの現場では、統合直後に企業が混乱してしまい、
業務のミスやシステムの障害、社員の離職などが発生するリスクがあります。
新卒の面接で、「PMIで重要なことは?」と聞かれたときに備えて、適切な回答を用意しておきましょう。
M&A 仲介会社に新卒で就職するならキャリアラダー
M&A仲介会社に新卒で就職するために知っておきたいM&A用語を解説しました。
M&Aに関する用語を把握することで、面接の受け答えについて対策すべき点が、浮かびやすくなったのではないでしょうか。
ただ、M&Aに関する用語を学んだだけでは、M&A仲介会社の選考が有利になるわけではありません。
応募書類の作成やアピールすべき実績の選定など、さまざまな準備が必要です。
実際に新卒採用を行なっているM&A仲介企業が知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
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