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【転職情報】M&A仲介会社から独立する理由6選 を最近の動向から解説!

一昔前からM&A仲介会社への転職者が急増し、プレイヤーの中では長くて10年以上の経験をしている人もいる中、最近ではM&A仲介会社から独立をする人が増えてきている傾向にあります。本記事では、将来独立を目指している人に向けて、M&A仲介会社に転職するメリットや、転職後の独立について解説をしております。

M&A仲介会社から独立ルートは?

最近、M&A仲介会社から独立する人は増加傾向にあります。最も多いのは、M&A仲介会社を自ら立ち上げるパターンです。しかし、中には当社のようにM&A仲介事業に関連する事業で独立をする人や、小規模の会社を自ら買収し、自らがオーナー社長となって経営に取り組むケースも増えてきました。尚、独立以外のキャリアパスについては以下の記事で解説しておりますのでご確認ください。

M&A仲介会社は日本の中でも年収の高い会社として知られておりますが、なぜそのような環境を捨ててでも独立する人が増えてきているのでしょうか?まずはM&A仲介会社で身に付くスキルから解説していきましょう。

M&A仲介会社で身に付くスキル

M&A仲介会社で身に付くスキルは大きく以下の4つです。

①営業力・調整力
②最低限のM&Aに関する知識
③幅広い業界へのビジネスモデル理解
④経営者の人脈

勿論、上記が全てではなく人により上記以外、もしくは上記の中の一部のスキルを習得する人がいますが、大まかには上記4つとお考えください。そして、上記のスキルを習得した上で、独立をする人が増えています。以下のトピックからM&A仲介会社から独立が増えている理由について解説をしていきます。

M&A仲介会社から独立が増えている理由

M&A仲介会社から独立が増えている理由はどのような理由なのでしょうか。本トピックでは代表的な理由を6つ、紹介していきます。将来独立を考えてM&A仲介会社への転職を検討している人や、現在M&A仲介会社に在籍しており独立を考えている方は是非ご一読ください。

幅広く身に付くビジネス感覚

M&A仲介会社では会社にもよりますが、業界や業種を限定的に担当する訳ではありません。幅広い業界や業種のクライアントを担当する事が一般的です。そのような中で、普段生活している上では知り得ない業界知識や知見、ビジネスモデルを目の当たりにすることができます。また、M&A仲介事業を行う上で、お金の流れを知る事は必要不可欠なので、その事業がどのようにお金を生み出しているかを理解する事ができます。更に、そのお金の流れからどのような事を行えば、その事業がより成長するかを考えて、M&A仲介事業に取り組むことになります。そのような仕事をしていると、自分が興味のある業界や、改善の余地のある業界に辿り着く事があります。その事業で独立や小規模の会社を買収し、自ら経営に乗り出すケースがあります。

また、ビジネスモデルだけではなくM&A仲介事業では法務、財務、労務など幅広い知識を求められる事があります。それを学んでいく事により、専門家には劣りますが、幅広い知識を一定程度の水準で習得する事が可能です。

従って、M&A仲介会社では幅広くビジネス感覚を養うことができるので、その経験を活かして独立をする人が増えています。

M&A仲介事業は個人商店?!

M&A仲介事業は個人商店の側面があります。即ち、会社の名前ではなくM&Aコンサルタントの人柄や経験で仕事を依頼されるケースが大半です(そのような理由からM&A仲介会社は優秀な人材を採用することに積極的です)。ですので、自分の人柄や経験だけで仕事を受注できるコンサルタントは、M&A仲介会社に属している意味がなく、独立をした方が良いと考える人が一定数います。独立後、M&Aの案件を成約させた時に入る報酬は、会社への取り分がなくなりますので、膨大な報酬となるでしょう。しかし一方で、固定給がなくなりますので、個人の置かれている状況やリスク選好性で個人としての独立は考えた方がよさそうです。

M&A仲介レースからの脱却

M&A仲介事業は、回転レースです。M&Aコンサルタントは、受託→成約→受託→成約・・・のサイクルを高速並びに複数で回転させることで、収益を生み出します。M&A仲介事業に大いにやりがいや楽しさを見出している人にとっては、このサイクルは全く苦ではないと思われますが、中にはこのサイクルを苦に感じる人も少なからずいるようです。実際に筆者もM&A仲介会社で勤務していた経験がありますが、このサイクルを繰り返すことはかなりの負担が生じていました。なので、M&A仲介レースから独立によって、脱却する人が一定数存在します。

社長層との人脈形成

M&A仲介事業では折衝をするお客様は基本的にはオーナー社長です。従って、M&A仲介事業に長年従事していると、オーナー社長の人脈形成ができます。この人脈を活かして、独立をする人がいます。オーナー社長へ仕事の発注を依頼したり、仕事の相談をする事で、独立後も安定的な収益を生み出すことができるでしょう。

相対的に高い年収

M&A仲介会社は日本の中でも随一の年収を獲得できる仕事の一つです。独立をするリスクとして、固定給が入ってこない事による生活の困窮があげられますが、M&A仲介会社で成果を上げることで、数年間無給でも生活には困らない状況を作り上げることができます。最悪のリスクを想定し、生活には困窮しない状況を作り上げる事によって、気軽に独立をしてしまう人が増えています。

M&A仲介事業の目指す方向性

M&A仲介事業は、良くも悪くもルールやスタイルは自由であり、各社によってそれが異なってきます。例えば、報酬体系の考え方であったり、M&A仲介事業により目指す姿が各社によって異なってきます。そこで、一定程度の実力をつけたM&Aコンサルタントは、自らの考えるM&A仲介会社のあるべき姿や、理想とする報酬体系が属しているM&A仲介会社と異なったり、それが達成できる状況にない場合は、M&A仲介会社を自ら立ち上げる事でそれを成し遂げようとします。恐らく、現状ではこのケースで独立をするM&Aコンサルタントが最も多いでしょう。

M&A仲介会社への転職ならキャリアラダー

本記事ではM&A仲介会社から独立する理由6選について解説をしました。M&A仲介会社は将来独立を考えている人にとって、良い経験のできる環境は揃っていると考えています。株式会社キャリアラダーはM&A仲介会社に特化した転職エージェントです。上場M&A仲介会社から未上場M&A仲介会社、非公開求人まで幅広く取り扱っています。業界未経験者にとって、M&A仲介業務は理解しにく業務ではありますが、弊社ではM&A仲介業界経験者がしっかりと業務内容について解説をし、理解を深めた上で後悔のない転職活動に望んでいただけるよう、お約束いたします。是非一度、以下の無料転職フォームよりお問い合わせください。