M&A業界概観

【転職情報】M&A仲介とアドバイザリー型の大きな違い3つを現役コンサルタントが徹底解説!

    近年、仕事のやりがいや高い年収を目指して、銀行をはじめとした金融機関やFA企業からの転職希望者がこぞって選考を受けている業界があります。M&A仲介業界です。企業側も市場の拡大に合わせて人員増強を図っています。筆者が元々大手M&A仲介会社で仕事をしていた経験を活かして、実際に働いていたからこそできるきめ細やかな転職支援サービスを展開しているのが、株式会社キャリアラダーです。

    今回は、転職希望者の方から寄せられる質問で多い、M&A仲介型とファイナンシャルアドバイザリー型の違いについて解説します。

    M&A仲介型ビジネスは歴史の浅いビジネスで需要急拡大中

    昔からM&Aという経営手法は存在していましたが、長らくそれは一部の大手企業のみが行うものでした。しかし、M&A仲介業界のパイオニアである、日本M&Aセンターが中小企業にもその経営手法を浸透させ、20年から30年をかけて現在に至ります。

    ここ数年、後継者不在問題という社会問題が顕在化し、「黒字でも後継者がいないために精算する」という事例が目立ってきました。M&A仲介会社は、後継者不在に悩む企業とその引き継ぎ先の架け橋の役割を果たすことを期待されています。

    ファイナンシャルアドバイザリー(FA)型とは?

    ファイナンシャルアドバイザリー(以下、FAという)も同じくM&Aを扱う職業ですが、ビジネスモデルが大きく違います。M&A仲介が、売り手からも買い手からも手数料をいただくこととは対照的に、FA型は売り手買い手のどちらかに専属のアドバイザーとして就任し、顧客のためにアドバイスを行います。もちろん、手数料も売り手買い手どちらか一方からしか、いただきません。

    上記までは、M&A業界への転職を検討されている方であればご存知だと思いますが、ここでは実際にM&A仲介会社で働いた筆者の見地からその違いをさらに詳しく検討していきましょう。

    M&A仲介型とFA型の大きな違い3個大公開!

    M&A仲介とFA型では、ビジネスモデルの違い以外にどのようなものがあるのでしょうか。筆者が感じている大きな違いを紹介します。

    扱っている案件の規模が違う

    M&A仲介会社が扱う案件の規模は、売上高で5,000万円から500億円程度の案件が多いです。法律などで明確に決まっているわけではありませんが、300億円超の会社となると、絶対的な企業数も少なくなることも理由として挙げられると思います。

    FA型が扱う案件は、売上高500億円以上の企業規模が相応にある会社が多く、外資系の投資銀行のFA部門では、売上高1兆円を超える案件を手掛けることも少なくありません。また、まだM&A仲介会社では手掛けるところが少ない、クロスボーダー案件を多く手がけていることも特徴的です。

    顧客からの期待が違う

    M&A仲介会社が扱う案件は、前段でお伝えした通り、売上高5,000万円から300億円の中小零細企業です。このレイヤーの会社数は極めて多く、必然的に多数×多数のマッチングになります。M&A仲介会社は、人海戦術や独自のネットワークそしてプラットフォームを活用して、このマッチングを行い、売り手企業に最適な買い手企業を紹介します。

    一方でFA型は、扱っている案件の規模が大きいため、買収できる企業も限られてきます。従って、M&A仲介会社に期待されているマッチング力はあまり重要ではなく、FA型は専門的な知識を持ってより着実に、成約に導くことが求められます。

    しかし、FA型にはジレンマがあります。それは、売り手側のFAも、買い手側のFAも、案件が成約しなければ報酬をもらえないということです。従って、FA間で落とし所を探り、売り手と買い手の妥協点に導くという、いわば仲介型のアドバイザーが1人で行っていることを、2人で行なっているような側面があります。

    キャリアが違う

    M&A仲介会社は、入社後約1年間はOJTで先輩社員から勉強することが多いですが、基本的に自分で契約を取った案件は自分で手掛け、インセンティブを稼ぐという文化があります。従って、早期からメインの担当者として、顧客と対峙し適宜必要な知識は勉強して、案件を推進していくことが多いです。若手からフロントに立てるのは魅力だと思います。

    一方で、FA型の場合は、入社後10年間は提案書作りや簡単な仕事しか任せてもらえず、その“修行“を乗り越えたものだけが、顧客と直接対峙し、M&Aの交渉人としての仕事を任せてもらえるという文化です。もちろん、扱っている案件が大型であり、その案件が買えるかで会社の経営戦略が大きく変わるため、新米には任せられないため仕方ないのですが、修行期間を終える前に転職してしまう人も多いようです。

    M&A仲介会社への転職ならキャリアラダー

    株式会社キャリアラダーはM&A仲介会社に特化した転職エージェントです。上場M&A仲介会社から未上場M&A仲介会社、非公開求人まで幅広く取り扱っています。業界未経験者にとって、M&A仲介業務は理解しにく業務ではありますが、弊社ではM&A仲介業界経験者がしっかりと業務内容について解説をし、理解を深めた上で後悔のない転職活動に望んでいただけるよう、お約束いたします。是非一度、以下の無料転職フォームよりお問い合わせください。

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