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【転職情報】M&A仲介の市場規模は?!上場会社の公開資料を交えて解説します!

本記事では、M&A仲介業界の市場規模について、解説しています。年々、後継者不在問題やM&Aによるエグジットの増加を背景に、市場規模が拡大しているM&A仲介業界ではありますが、具体的な市場規模はお分かりでしょうか。あくまで推定値ではありますが、市場規模(ポテンシャル)は約20兆円となっております。以下から詳しく解説していきますので、M&A仲介業界への転職を希望する方は必見です!

M&A仲介業界とは

そもそもM&A(エムアンドエー)とはMerger(合併)and Acquisitions(買収)の略で、「会社もしくは経営権の取得」を意味します。上記M&Aの仲介を行うため、具体的には会社を売却、買収する両者の間に立ち、その取引を円滑に行えるようにアドバイスを行うことが主な業務内容となっております。業界としては少子高齢化を背景とした後継者不在によって、黒字にも関わらず廃業を選択する経営者も多く、その解決手段としてのM&Aが大きく注目を集めています。中小企業の出口戦略を考えた際に考えられる方法は以下の5つしかなく、株主としての利潤を獲得でき、他社と連携して事業を拡大できるM&Aは有効な出口戦略として活用されています。

1.親族内での承継
2.役員社員への承継
3.M&A(第三者への承継)
4.上場
5.廃業

M&A仲介業界の市場規模は?

M&A仲介業界の市場規模(ポテンシャル)は、約20兆円と推定されています。日本M&Aセンターが出している資料をIR資料から抜粋してみました。

しかし、あくまでこのマーケットポテンシャルはM&A仲介全体の市場規模であり、大手M&A仲介会社がターゲットとしていない会社(従業員1〜19名の会社など)も含まれている計算です。

従業員1~19名の会社の市場規模は、5百万円×225万円2,260社=約11兆円なので、全体の23兆円から除すると、大手のM&A仲介会社がターゲットとする市場規模は約12兆円となります。

この数字は、M&A総合研究所が算出しているIR資料に記載のマーケットポテンシャルと近しい数字となっています。

M&A総合研究所のIR資料では、売上高3億円以上の企業に絞って算出しているので、実際のマーケットポテンシャルより少し小さく出ている可能性もあります(大手M&A仲介会社は、売上高3億円未満の会社であってもM&A仲介サービスを提供することがあるため)。

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