M&A仲介業界は、最近急成長している市場の1つです。
日本の国内M&A件数は、団塊の世代が事業承継を迎えるということもあり、M&A仲介業界は更に成長していく事が見込まれます。
市場の成長に伴い、M&A仲介各社は採用を積極的に行っており、弊社では上場会社から未上場会社まで幅広く採用のご相談を頂いております。
目次
M&A仲介手数料とは?
M&A仲介手数料とは、
M&Aの一連のプロセスにおいて会社の売主や買主がM&A仲介会社に支払う手数料のことを指します。
M&A仲介会社は、売主と買主の間で、マッチングや交渉の仲介、手続きのサポートをするのが主な役目ですが、その対価としてM&A仲介手数料を受け取ります。
手数料の種類と算出方法(レーマン方式の種類・算出例)
M&A仲介会社は、以下の3種類の手数料の手数料体系を設定しています。
着手金
着手金は、M&A仲介会社に正式に仲介業務を依頼する際に発生する手数料です。相手企業の選定や資料作成などの業務で必要となる人件費などをまかなう料金とされています。
中間報酬
基本合意(相手先と概ねの条件調整が完了)した際に100万円〜成約報酬の10%もしくは20%が多い。
成約報酬
M&Aが成約した際に支払う報酬
計算方式は会社によって異なるが、株式譲渡金額にレーマン方式(株価レーマン)と呼ばれる料率をかける計算方法と、譲渡金額に負債を加算した金額にレーマン方式(移動総資産レーマン)をかけることが一般的。
売り手が払う手数料の違い(大手比較)
日本M&Aセンター
着手金+成約報酬(移動総資産レーマン)
M&Aキャピタルパートナーズ
中間報酬+成約報酬(株価レーマン)
ストライク
中間報酬+成約報酬(株価レーマン)
M&A総合研究所
成約報酬(株価レーマン)
手数料の違いで営業に影響はある?
当然、着手金がある仲介会社であれば競合が着手金がない場合、それでも自社を使うメリットを説明しなければいけない苦労は伴います。
一方で着手金がない仲介会社も、売主が動き出し時点においてはコストがかからないので、譲渡の意向が固まっていない状態でアドバイザリー契約をすることも散見されます。
結果として後になってM&Aの成約に至らないといった場合もあります。
M&Aアドバイザーに入る報酬はどれぐらい?
各社によって違いはもちろんありますが、M&A仲介手数料の中で大体10-30%が担当者のインセンティブとして払われます。
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