M&A仲介業界は新卒学生の中でも人気が急上昇しており、選考倍率も非常に高まっています。
私はM&A仲介特化のエージェントとして、23卒から就活生をサポートしており、おそらくこの業界で一番多くの内定を獲得してきたエージェントです。23卒では5名・24卒では15名・25卒では30名の内定実績があり、業界の拡大とともにM&A仲介業界への就活支援を拡大してきました。
今回は学生に向けて、M&A業界就活はいつから始めればよいのかなど、スケジュール感を踏まえてご紹介します。
目次
M&A仲介 新卒入社のメリット

M&A仲介業界での新卒入社には多くのメリットがあります。
多くの学生がM&A仲介業界を目指すにあたって魅力と感じていたのは大体次の4点になります。
○20代における最高の成長環境がある
○圧倒的に稼げる
○結果が報酬に直結する
○やりがい・社会貢献性が高い
恐らくほとんどの学生がこれを求めて業界を目指しているでしょう。
20代における最高の成長環境がある
仲間・商談相手・仕事内容の全てが最高峰のM&A仲介業界に20代から身を置くことで、圧倒的なビジネスマンを目指すことができます。
各業界のTOP成績を残した仲間と共に、経営者に対してM&Aを提案することは、通常20代では経験できない成長です。社会人になっても成長し続けたい学生には非常に魅力的な環境です。
圧倒的に稼げる
M&A仲介業界は上場企業平均年収ランキングでも上位常連の業界です。
1位のM&Aキャピタルパートナーズは平均年収は2,000万円を超えており、2年目以降のアドバイザー平均年収だけを見ると4,000万円を超えています。
20代前半からそこまで稼げる可能性のある業界はM&A仲介業界しかないでしょう。
結果が報酬に直結する
M&A業界は実力主義で、インセンティブ制度を導入している企業がほとんどです。
年齢・社歴は関係なく、成果を出すことで新卒でも大きく稼ぐチャンスがあります。平均年収2千万以上の企業も多数あり、20代で大きな資産を築くこともできます。
年功序列の会社ではなく、実力で勝負したいと考えている学生には非常に魅力的です。
やりがい・社会貢献性が高い
現在日本では後継者不足が社会的問題となっています。黒字なのに後継者がいない企業は60万社以上いると言われています。
そんな社会的危機を救うための手段として、M&Aは注目を集めています。
自分の仕事で社会貢献ができ、企業を救い、経営者・従業員を救う役割を果たすことは何にも代えられないやりがいを感じることができます。
M&A仲介の就活スケジュールはコレ

6月~8月
採用情報が出始める。大手M&A仲介会社のインターン選考が始まる。
▶︎M&A総合研究所・日本M&Aセンター・ストライク など
9〜11月
選考が始まる。説明会に参加し、早期に内定を獲得する学生が数人出てくる。
12月~翌年年2月
選考が本格化し、内定者が急激に増える。他業界で内定を獲得したが、M&A業界に興味を持つ学生が新たに参入してくる。
3月
他業界や全社での内定が出そろい、意思決定をする学生が増える。同時に各社の採用枠が埋まり始める。
4月~5月以降
半数以上の企業が採用枠が埋まり、M&A仲介業界の採用が最終盤に。
我々がご紹介している企業や学生の動きは大体こんな流れでした。恐らく自身で応募して進めた学生と比べて少し異なるでしょう。
M&A仲介の就活はすぐにでも始めたほうが良い
「選考が始めるのはまだまだか」と思っていたら大間違いです。
M&A仲介業界は非常に難易度の高い業界です。準備にしっかりと時間を掛けなければ、内定獲得は難しいでしょう。
また、今の時点で自己分析を行ないガクチカで話すエピソードが足りないと分かったら、長期インターンなどに半年ほど参加してから実績を積んで選考に進むこともできるのです。
この記事を読んだ本日から、自己分析を行ないましょう。
26卒就活スケジュール
既に26卒学生からもお問合わせが増えており、就活がスタートしています。選考スケジュールに合わせて、内定獲得までの行動予定をご紹介します。
6~7月:
自己分析・サマーインターン申し込み
▼
8~9月:
サマーインターン参加・業界・企業研究
▼
10~11月:
模擬面接・早期選考・他業界の研究
▼
12~翌年2月:
本選考・内定獲得・意思決定
私がサポートしている学生はこういった流れで進めていきます。
詳しい行動の仕方については、弊社にご相談いただければ一緒に考えていくことになります。
自己分析で半分以上が決まる
私のところにご相談に来る学生の9割以上は自己分析がほとんどできていない状態でいらっしゃいます。
これまでM&A仲介業界やその他の業界の選考を進んでいるものの、就活の軸がしっかりと過去の経験から説明できない学生がほとんどです。なんとなくで作った就活の軸や興味のある業界から逆算して作った就活の軸では面接の深堀を乗り切ることは出来ません。
M&A仲介業界の面接は他業界の面接よりも深堀が厳しく行われます。まずは1~2か月ほどかけて自己分析を徹底して行いましょう。
自己分析をして武器がないと判断したら
インターンやアルバイトに力を入れる

自己分析を早いうちから行なうことで、自分に武器が足りないことが自覚できて行動することができます。これを三年生の10月頃に気づいたとしても実績を出せるほどの行動は難しいでしょう。
M&A仲介業界で評価される武器は下記のようなものが挙げられます。
- スポーツにおいて誰よりも努力してきた経験
- アルバイトにおいて自主的に行動し、改善してきた経験
- インターンにて社会人と一緒に働き、改善してきた経験
- 受験にて成果を残した経験
M&A仲介業界で戦えるだけの武器があるかを確かめましょう。
早期選考とインターンシップの重要性
M&A仲介業界において早期選考とインターンシップは非常に重要です。企業はインターンシップを通じて学生の能力や適性を見極めるだけでなく、企業文化との適合性も確認します。
26卒の場合、3年次の夏から秋にかけて実施されるインターンシップは特に重要で、ここでの評価が後の選考に大きな影響を及ぼします。
早期選考に参加することで、他の学生よりも一足早く内定を獲得するチャンスが広がります。実際に業務を体験することで、自身のキャリアパスを具体的に描くことができるのも魅力です。
【M&A仲介インターンはこちらで解説】
その他のインターンは就活相談にて
M&A仲介業界のインターン情報はなかなか検索しても出てこないことが多いです。
弊社でもいくつかご紹介可能なインターン情報を保有しておりますので、そちらは面談にてお伝えいたします。
内定獲得のために必要なこと
今まで見てきた内定者において下記を満たす学生が内定を獲得している傾向にあります。
- M&A仲介でしか満たせない就活の軸とその根拠
- 企業・業界研究から導き出した志望動機
- 努力できる人だと認めさせるガクチカ
- オーナー営業向けのコミュニケーションスキル
2024年6月の今であれば、上記のすべてを今から準備することが可能です!
【関連記事】M&A仲介における学歴フィルターの実情
M&A仲介業界の仕事内容
M&A仲介業界の業務は多岐にわたり、非常に専門性が高いです。企業の経営戦略において非常に重要な役割を果たすM&A仲介は、企業の成長や再編をサポートするための重要なプロセスです。
この業界における業務は、企業の買収や合併の提案から始まり、取引交渉、デューデリジェンス(財務や法務の調査)、契約締結まで幅広く関与します。
さらに、案件ごとの条件やリスクを評価し、最適な解決策を提供するために多くの労力と知識を要します。
具体的な業務内容
まず、ソーシングと言われる案件の発掘では、潜在的な買い手や売り手企業をリサーチし、アプローチを行います。
次に、企業評価として、財務デューデリジェンスを実施し、売買対象企業の価値を正確に評価します。
続けて、交渉支援では、買い手と売り手の条件交渉をサポートし、双方が納得できる条件を引き出します。
契約締結支援においては、必要な法的手続きや契約書の作成をサポートし、取引の完了を確実にします。
最後に、統合支援として、M&A後の企業統合に関するサポートを行い、業務の円滑な移行を実現します。
M&A仲介業務の魅力
M&A仲介の魅力は、何と言ってもそのダイナミズムと達成感にあります。企業の運命を大きく左右する取引をサポートすることは非常にエキサイティングであり、高い責任感を伴います。
また、多様な業界や企業との接点があるため、広範な知識と人脈を築くことができるのも大きな魅力です。
さらに、成功報酬としてのインセンティブも高く、成果が直接報酬に結びつくためモチベーションも保ちやすいです。
こうした点から、M&A仲介は非常にやりがいのあるキャリアパスと言われています。
【関連記事】M&A仲介は激務?現役社員にインタビュー
入社後の教育体制とキャリアパス

M&A仲介業界の教育体制や研修体制は企業によって異なります。
殆どの企業はOJTを取っており、入社して早々にアポ取得や商談に同行することになります。
中には座学での研修体制が整っている企業もございますので、自分自身に合った働き方を選ぶことをお勧めします。
キャリアパスについても各社によって異なるため、こちらもよく考えて企業選びが重要になります。
【教育体制・研修体制】現状は2パターン
OJTメインで行ない、いち早く戦力化することを目標としている企業
▶︎M&Aキャピタルパートナーズ・ストライク・M&A総合研究所
しっかりと研修を行ない、一定水準まで引き上げてから実務に入る
▶︎日本M&Aセンター・ブティックス・NEWOLDCAPITAL
どちらも一長一短となります。それぞれの長所・短所を踏まえて自分自身にあった企業を選びましょう。
学生の希望するキャリアパスとしては下記が多い
- ○とにかく稼ぎたい。大きな案件や件数を経験し、稼げる金額を最大化させる
- M&Aによる戦略を学び、将来的にはCFOや経営企画・経営者などを目指す
- M&A仲介会社にてマネジメントを行ない、経営層を目指す
成長するためのサポート体制
M&A仲介業界では、社員の成長を支援するためのサポート体制が整っています。
まず、メンター制度があります。経験豊富な先輩社員が新卒社員の指導役となり、業務面でのアドバイスやキャリア相談に応じます。
また、定期的な評価制度を通じて、自身の成長を客観的に確認し、次の目標設定を行うことができます。
さらに、社内外での研修やセミナー参加の機会も豊富に提供されており、自己啓発を促進する環境が整っています。
こうしたサポート体制により、社員は継続的にスキルアップし、キャリアを積み重ねていくことができます。
採用プロセス
M&A仲介業界における採用プロセスと求める人物像について解説します。
採用プロセスは厳格で、多段階にわたる評価が行われます。求める人物像としては、高い専門知識とスキルを持つだけでなく、コミュニケーション能力や交渉力、問題解決能力が求められます。また、高いモチベーションと倫理観を持ち、チームでの協力ができる人物が理想的です。
選考フロー
M&A仲介業界での選考フローは、一般的に数段階に分かれて進行します。
まず、書類選考があります。ここでは、履歴書やエントリーシートを基に、応募者の学歴や職務経験、自己PRが評価されます。
その後、一次面接では人事担当者との面談が行われ、応募者の基本的な人柄や志望動機が評価されます。
最終的には、役員面接で経営陣との直接対話が行われ、最終的な合否が決定されます。
このような厳格なプロセスを経て、優れた人材が選ばれます。
適性検査については、年々重要視する企業が増えてきています。今のうちから対策を進めておくことをおすすめします。
大体1~2回は対面での面接がありますが、交通費を支給してくれる企業も多くないため、地方の学生は少し不利かもしれません。
M&A仲介業界に特化した就活エージェントの活用法

M&A仲介業界での就職を目指す26卒の大学生や大学院生には、専門の就活エージェントの活用が非常に有効です。
特化型のエージェントは、M&A業界特有のニーズに応じたアドバイスやサポートを提供します。
【M&A業界への就職活動の難しさ!】
M&A仲介業界の就職活動は非常に困難です。その理由は、対策の仕方が誰も分かっていないことが大きいと考えています。
企業の違いなどもHPを調べてもよくわかりません。そもそも新卒を採用しているという情報が掲載されていないケースも少なくありません。
①M&A仲介業界の情報が集まりにくい
各社の違いが良く分からない
新卒を採用していない企業が多い
②選考対策の仕方が分からない
どんな質問が来るのか分からない
落ちた理由が分からない
③友人同士の練習では限界がある
学生同士では面接練習として不足する
M&A仲介業界へのサポート体制 No,1
– キャリアラダーの転職・就活支援 –

【あなたのキャリアを徹底的に支えます】
M&A業界で理想の未来を実現しましょう!
- 書類作成から徹底サポート:応募前面談は驚異の10回以上
- 熱量No.1アドバイザー:求職者以上の情熱で伴走
- 徹底的な選考対策:平均30回以上の緻密な準備
- 高内定率:5社以上選考に進んだ求職者の95%以上が内定獲得
- 幅広い選択肢:大手から数名規模のベンチャー企業まで完全対応
- 企業定着率100%:2年以内離職者はゼロ名
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