『熱量』『即レス』『高い内定率』
慶応義塾大学卒業後、株式会社はま寿司に就職。
月商3500万円越えの店舗を担当。『日本一の店になる』をモットーにオペレーションの効率化・従業員の教育に力を入れて営業。新型コロナ禍でも1年間で店舗レコードを5度更新。『提供スピード日本一』の店舗まで成長。
その後、M&A仲介会社特化の株式会社キャリアラダーにて、最高難易度の転職市場で数々の実績を作る。月間100件以上の面談で質の高いキャリアアドバイスを行なう。別会社を設立し、飲食店向けのM&A仲介・開業支援・飲食店の経営を行なっている。
今回は東南アジアでの留学と海外インターンを経て、M&A仲介会社の内定を獲得した25卒大学生のG.R様にお話を伺いました!
面接で見えた自分の弱点や、M&A業界が自分に合っているかといった葛藤まで、M&A業界への就職を目指す方はぜひ最後までご覧ください。
目次
専攻とガクチカ
加藤:本日は宜しくお願いいたします。まず、大学での専攻やガクチカなどを簡単に教えてください。
G.R:はい。大学は農学部で、一つの地域に対して自然と人間社会をどのように発展させていくかについて学んでいます。高校時代に「途上国を現地で支援すること」に興味がありまして、東南アジアの留学に強いという点と、途上国に行ってやりたいことについて学べるという点がこの学部学科を選んだ理由になります。
ガクチカとしては、「英会話サークルの立ち上げ」と「タイ現地での海外インターン」の二つがあります。
⚫︎英会話サークルの立ち上げについて
加藤:なんで英会話サークルを立ち上げたいと思ったのですか?
G.R:元々留学して現地を体験したいという気持ちあって、「英語を上達させたい」というのを逆算した時、サークルを立ち上げて毎日英語を話せる環境を作れば一番早いなと感じたからというのが一つと、単純に「挑戦したい!」というシンプルな思いから立ち上げました。
加藤:サークルってどうやって立ち上げるんですか?
G.R:素人ながら広告を作って学科に流したり先生や友人に協力を仰ぎながら拡散させていって、だんだん広まったらオープンチャットを作り運営メンバーを募りながら規模を拡大させていきました。
加藤:最終的には何人集まったのですか?
G.R:目標としては半年で30人集まればいいなと思っていたのですが50人ほど集めることができまして、大学内では最大規模にまで成長することができました。
加藤:サークルは楽しかったですか?
G.R:正直責任感の方が大きかったですね。元々の動機が「英語を上達させたい」というのがありましたし、「毎日運営」を掲げていたので友人との飲みに参加できなかった日々もあったので辛い部分もありましたが、「G.Rさんがいてくれてよかった」と感謝された時はやりがいを感じていました。
⚫︎タイ現地での海外インターンについて
加藤:実際の面接で話したガクチカは二つ目の「タイ現地での海外インターン」が大きかったと思うのですが、具体的に聞いてもいいですか?
G.R:はい。このインターンでは、日系ベンチャーのマーケティング会社でBtoB営業を担当していました。商材を渡されて、ターゲットリストの作成、テレアポ、商談、クロージング、商品によっては納品するまで伴走させていただきました。
⚫︎面接でガクチカを話す上で気をつけていたこと
加藤:面接でこの話をする際に気をつけていたことはありますか?
G.R:M&A業界自体が論理的な方が多いので、「わかりやすく伝える」や「結論ファースト」はもちろん、具体的な数字などをうまく盛り込んで相手にいかに自分のやったことがすごいのかというところを意識して話していました。
初めての面接で見えた弱点
加藤:就活の最初はM&A総合研究所を受けてましたっけ?
G.R:はい。総研は二次面接で落ちましたね。
加藤:ノンバーバルな部分が弱点でしたよね。
G.R:はい。落ちた理由として「オーナー営業するような覇気がない」と言われて…笑 確かに、ちょっと詰められた時にどう反応するかといった細かい部分を自分の弱点と認識していながら見落としていました。相手に何を言われても「何が悪いの?」というメンタリティを常に保って、“デキる自分”みたいなものを自分の中で落とし込むことは、日々の面接や加藤さんとの面接練習で意識していました。実際、練習でそこの精度を上げて自分のプラス要素になったことが、今の入社先に受かったポイントだったのではないかと思います。
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⚫︎ノンバーバルを鍛えるために
加藤:その部分は実際どのように鍛えたんですか?
G.R:ノンバーバルの本質は「自信」や「心の余裕感」だと私は捉えていて、その余裕感をいかに醸し出すかというところで、例えば声の高さやトーンを使い分けたり、絶対に目を離さないだったり、無駄な動きを減らすだったり、相手の話の内容に合わせて笑顔と真剣な表情を使い分けたりなどを徹底していました。あとは店員さんに「おすすめありますか?」と訊いたりするなどして、初対面の人との会話でいかに自分らしくビビらずに落ち着いて話せるかというところを意識していました。
加藤:正直G.Rさんの入社先の面接官が見ているポイントはそこだけと言っても過言ではないですよね。
G.R:正直そう思いました。最終面接も自分で話しながら論理性が破綻しているなと思ったのですが、面接官の方は内容そのものよりも、いかに変な質問に対してビビらず堂々と答えられるかを見ているように感じました。
M&A業界の志望理由
加藤:M&A業界に行こうと思ったキッカケは何ですか?
G.R:私がタイでインターンをしていた時の上司の方がM&A業界に転職をしてこの業界を知ったのですが、彼からM&A業界の魅力やビジネスの総合格闘技、ビジネスマンとして上り詰めたいという話を聞いて… 私自身留学での途上国ボランティアで「違うな…」と感じていた部分があり、海外インターンでお客様と折衝しながら営業の楽しさを見出していたので、なら私もM&A業界が一番いいんじゃないかと思い志望しました。
加藤:留学ボランティアが違うなと思ったのはどういった点からですか?
G.R:タイにて3週間ほどNGO団体の方でボランティアをしたのですが、綺麗な水も電気もWi-Fiもない中で現地の人は「幸せだから発展の必要はない」と言っていて、「物が足りない=不幸せ」だから支援したいと思っていたので、自分が今まで目指していたものやイメージが留学を通して崩れていきました。
⚫︎インターンで感じた営業の楽しさ
加藤:営業についてはどんな楽しさがあると感じましたか?
G.R:元々何か目標を立てて一つ一つ達成して数字を追うのが好きだったので、営業はまさにそういう職業なので自分に合っていると思いましたし、お客様からの感謝の言葉や笑顔をモチベーションになるという点で営業に魅力を感じていました。
M&A業界は新卒で行くべきではない?
加藤:最初は違う業界も結構見ていましたよね?
G.R:はい。自分は「営業職」で絞って見ていて、というのもM&A業界は魅力的ではあったのですが、新卒で行くようなところではないのではないかと同時に思っていたので、始めは営業職に絞って違うところも見ていました。
加藤:どういった点でM&A業界は新卒で行くべきではないと感じたのですか?
G.R:「新卒が半年で半分以上辞めた」という話や「新卒で行くべきではない」という記事を見聞きして…“Up or Out”の業界と言われているので、新卒で行くのは賭けだから中途で行くでもいいんじゃないかと周りの人に言われたりで萎縮した時期もありました。
加藤:そのタイミングで結構見送りが続きましたよね。
G.R:そうですね。その時期で落ちたりが続いてましたね。
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⚫︎M&A業界での就活を続けた理由
加藤:そこからどうして戻ってきたんですか?
G.R:それはもう加藤さんのおかげです笑 加藤さんに「やめたいならやめてもいいよ、でも全部がそういうわけじゃないよ」とおっしゃっていただいて…例えば、私の入社先は新卒もちゃんと結果を出しているし、確かにキツい業界ではあるけれどやり切れば無理ではない業界だから挑戦してもいいんじゃないかと優しい言葉をかけていただいたので、何かしら加藤さんに恩返ししたいなという気持ちが当時は一番強かったです。
加藤:そうでしたね。当時は今の入社先だけ受けてみたら?という感じでしたよね。
G.R:私も正直この会社に受かると思っていなくて、今まで加藤さんにお世話になったのでやり切りたいという気持ちで受けました。でもM&A業界はずっと魅力を感じていたので、心の底では行きたいなと思っていたのだと思います。
加藤:そこから実際に今の入社先に行きたいと思い始めた気持ちの変化はあるんですか?
G.R:まずこの会社のことを深く知れていなかった段階でM&A業界で括って諦めていたので、加藤さんに会社の魅力を聞いて「ここでなら賭けではなく堅実にM&A業界に入れそうだな」と感じたのが一つです。あとは、人事の方がすごく良い方で親身になって話を聞いてくれて、できないことはできないと言うし、ウチなら新卒で結果出せるよと言葉をかけていただいたので、そういうものも自信になりました。
選考対策について
加藤:M&A業界で内定を獲得するために大切なことはなんだと思いますか?
G.R:三つあると思っていまして、一つが自己分析、二つ目が企業分析、三つ目がオーナーを意識した面接練習、この三つだと思います。まず、就活の95%くらいの質問は自己分析をちゃんとできていれば答えられると思っているので、M&A業界限らず私は就活において自己分析が一番大切だと思っています。二つ目の企業分析はいわずもなんですが、やはり会社の特徴を知ってそれを自己分析と合わせていかなければ質問に論理的に答えることができないので、企業分析もすごく大事なことだと思っています。最後のオーナーを意識した面接練習に関してですが、M&A業界は他の営業と色が違うなと今改めて思っていて、相手に対して論理的に話すことはもちろんですが、さっきお話ししたノンバーバルや言葉遣いといったところがすごく大事になってくると思いました。
⚫︎自己分析について
加藤:そもそも自己分析はどのように始めたのですか?
G.R:まずは、家族に自分が0歳の時からの歴史や覚えていることを全部聞きいて、A4四枚くらいにまとめました。それから、自分が覚えていることを各年代3個ずつくらいにピックアップして、その中で「なぜ」を5回10回と繰り返してまとめました。そうして完成したものの中で共通点をつまんでいくと、自分の強みが自ずと浮き上がって、自分が将来やりたいことも見えていきました。正直不十分な部分もあったので、それは加藤さんとの面接練習で手伝ってもらいました。
加藤:自己分析は最初の面談でボコボコになりましたよね笑
G.R:しっかりやっていたつもりではいたんですけど、それでも足りなかったので面接練習は加藤さんがたくさん手伝ってくださいました笑
加藤:やっぱり自己分析って多分一人じゃ無理ですよね。
G.R:本当にそう思います。
加藤:多分一人でやるのは限界があると思っていて…絶対誰かにやってもらったほうがいいし、多分学生同士やっても限界はあると思いますね。
⚫︎企業分析について
加藤:企業研究はYouTubeがメインですか?
G.R:はい、YouTubeがメインでした。正直WEBサイトはアフィリエイトのものが多いので参考にならないと思ったので、各社のYouTubeと、あとは加藤さんから聞いた情報を元に調べていました。
加藤:その他対策でしてきたことはありますか?
G.R:業務理解のために M&Aの本を三冊くらい読みました。
加藤:本を読んだことは就活で活きましたか?
G.R:正直M&A業界の業務を理解していれば読まなくてもいいんじゃないかと思います。業務は理解する必要がありますが、M&Aがどう役に立つかや詳しい事例は、私の受けた会社では求められていなかったのかなと思います。それよりは面接でいかに論理的に堂々と話せるかが、新卒においては重要視されるのかなと思います。
M&A業界でどうなりたいか
加藤:来年M&A業界に就職してどうなりたいかを教えてください。
G.R:まずは「トップに上り詰めたい」「営業成績一位」というのがあります。ただこれは現実的な話、入社先の場合は4年くらいかかると思います。そして、「お客様の喜び」というのが営業職を志した理由でもあるので、ブレイク直前でもお金ではなくお客様に真摯に向き合っていきたいなと思っています。
加藤:これはずっと言ってましたよね。
G.R:そうですね笑 特に「営業成績一位を取りたい」というのは今めちゃくちゃ強いです。
26卒へのメッセージ
加藤:26卒に伝えたいことは何かありますか?
G.R:まずは、自己分析や面接練習を加藤さんとひたすらやって、そうするとほどんどの面接で答えられるようになると思います。そして、ノンバーバルがない人は、M&A業界ではしっかり見られるところだと私は思うので「ノンバーバル 就活」で調べて完璧にするといいと思います。M&A業界の選考を通過する上でそういったところはすごく見られるので、オーナー営業できるくらい堂々と振る舞える練習はすごく重要なのかなと私は思いました。
キャリアラダーを選んだ理由
加藤:弊社を選んだ理由や魅力だと思った点はなんですか?
G.R:最初は、キャリアラダー含めて数社の業界特化のエージェントを申し込んだのですが、まず加藤さんの返信がすごく早くて笑 そして、初回の面談で加藤さんは「M&A業界はこれくらいやらないと厳しいよ」と強く言っていただいたので逆に信頼できました。
相談して良かった点としては、一言で言ってしまえば大満足なんですけど笑 三つありまして、「敷いていただいたレールに乗ればおそらく選考は通る」というところが一つと、「一緒にやって一緒に言語化してまとめていただける自己分析のサポート」というところが二つ目で、「何度でも何度でも面接練習を無限に手伝ってくださる面接練習の精度」が三つ目に挙げられます。あとは返信がめちゃくちゃ早いところも魅力ですね。とにかくすごく良かったです!
加藤:評価が良すぎて逆に記事に書けるか不安ですね…笑
G.R:でもこれは本音なので!笑
加藤:ありがとうございます!入社後は「結果出して成功」だと思うので、成約したらご飯にでも行きましょう!今日はありがとうございました!
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