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【面接対策】M&A仲介会社の面接で聞かれる質問ランキング!

この記事はM&A仲介会社への転職を考えている方に向けて、面接の際によく聞かれる質問についてまとめております。

キャリアラダーはM&A仲介会社専門の転職エージェントだからこそ、M&A仲介に特化した面接対策のノウハウが蓄積されております!

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M&A仲介会社は高年収で内定獲得難易度は高いものの、書類の通過率はそこまで低くありません。
弊社経由になると、9割以上の方が書類選考を通過しており、選考において面接の重要さが非常に高くなっております。

30分~1時間程度の面接時間を使って、自分自身がM&Aアドバイザーとして活躍できる人材であることをアピールしなければいけません。

M&A仲介会社の面接は、ケース面接や説得面接のような特殊な面接形式はめったにありません。
オーソドックスな面接スタイルで自分自身をアピールすることになりますが、ほとんどの質問は下記の3つに集約されています。

質問の意図を理解して、面接官が求めている回答を見つけましょう。

①『どれぐらい活躍してくれる?』

まず、活躍できる人材でなければ内定は獲得できません。
M&AアドバイザーはコールドコールやDMによるソーシングから関係性の構築・深耕を行う営業力だけでなく、半年から1年以上のプロジェクトを管理するマネジメント力財務・法務・労務などの知識も必要となる「ビジネスの総合格闘技」と言われています。

未経験で挑戦する場合、どの部分が現在持っているスキルとして親和性が高いのか、これから身に着けていくポテンシャルはあるのかといったことを伝える必要があります。

活躍度を測るための質問としては下記が挙げられます。

『自己紹介をお願いします。』
『現職での実績を教えてください』
『実績を達成できた要因を教えてください。』
『M&Aアドバイザーとしてどのように活躍できますか?』
『強みを教えてください。』
『M&Aに関するニュースや本について調べたことを教えてください。』

②『辞めないで続けてくれる?』

次に重要なのは、早期離職懸念に関する質問です。
M&A仲介業界では、1年以内に成約ができるM&Aアドバイザーは半分もいないといわれています。
営業マンにとって1年以上は結果が全く出ないと考えると、心が折れてしまうことも容易に想像つくでしょう。

日本M&Aセンターの2024年度 統合報告書によると、退職率は16.9%となっており、低くはない数値となっています。
他の業界でしっかりと成果を残した方でさえ、それほど結果を残すことが難しくて退職してしまう業界です。

そのうえ、成約できずに退職した場合は企業は採用や研修などのその人材にかけた投資を1円も回収できない可能性も少なくありません。
そうなると、辞めない従業員を採用することは面接官にとって非常に重要な要素です。

早期離職懸念を払しょくするための質問は下記が挙げられます。

『転職理由は何ですか?』
『どうしてM&A仲介業界を目指していますか?』
『挫折経験を教えてください。』
『現職でのやりがいを教えてください。』

【関連記事】M&Aコンサルってやっぱキツいの?現役コンサルに直接取材!

③『会社とマッチしている?』

3つ目が会社とマッチしているかといった意図の質問です。
M&A仲介会社は大手からベンチャーまであらゆるブティックが乱立しています。
事業会社からM&A仲介に展開している会社業界特化している会社分業制をしている会社新卒を採用している会社など、会社ごとに特徴がございます。

そして、この業界はM&A仲介経験者の横移動の転職はハードルも低く、待遇がよくなるケースも少なくありません。
そのため、自社にあった人材でなければ、数年経験を積んだ際に競合他社に転職されてしまう可能性がございます。

自社のビジョンへの共感や社風とマッチしているかといった視点も、採用側からすると非常に重要となっています。
下記がマッチ度を測る質問の例となります。

『3年・5年・10年のキャリアビジョンを教えてください』
『志望動機を教えてください。』
『仕事において大切にしていることを教えてください。』
『苦手な上司・仲のいい上司を教えてください。』
『ほかに受けている会社とその理由を教えてください。』

ここまで、質問の意図は3つに絞られることを解説してきました。

ここからは面接において聞かれる質問をランキング別でご紹介します。
このランキングに入っている質問は完ぺきにこたえられるように準備しておきましょう。

【第5位】
Q:M&Aアドバイザーとしてどう活躍できますか?

この質問は、活躍度を見極めるためのストレートな質問ですが、思っているよりも奥が深い質問なので注意が必要です。
まず、この質問はM&Aアドバイザーの仕事内容を理解して、自分のこれまでの実績や仕事との親和性を整理しておかなければ適切な回答はできないでしょう。

例えば、
『行動量』であれば、架電数や訪問数によるアドバイザリー契約の獲得目標を掲げ、どれぐらいの実績を上げることができるのかを説明しましょう。
現職において、新規開拓の法人営業を毎日200件行っているのであれば、「入社初月から月間3000件以上の架電を行い、入社2か月で3件の案件化をすることができます。」といった形でより具体的に話すことができると尚よくなります。

業務内容を理解して、即戦力として活躍できる人材であると思わせることができたらこの質問はクリアです。

【第4位】
Q:現在実績を上げることができている理由は何ですか?

この質問は応募者が、現職においてたまたま実績が上がっているのではなく、再現性のある方法で実績を上げているか、M&A仲介会社にきても実績を挙げることができるかという点を見られています。

応募者が営業職の場合、どうしても行動量という回答が多くなってしまいがちですが、単純にそれだけでなく「目標から逆算した行動量」「質を上げるためにした工夫」等の自ら目標設定をし、考え行動を起こした結果、実績を上げることができたと訴求するのがいいでしょう。

実績を上げることができた強みを伝えましょう。
エピソードとして話す場合は、S(状況)T(課題・対策)A(行動)R(結果)の順で説明すると整理されて相手も理解しやすくなります。

また、この場合もM&A仲介業界で親和性の高い強みでアピールすることを忘れないようにしてください。
例えば、大人数のチームをまとめるリーダーシップを強みとして掲げたとしても、M&A仲介で活かせる場面は非常に少なくなります。

【第3位】
Q:転職理由は何ですか?

この質問は応募者の方の単純な転職理由ではなく、価値観として何を大事にしているかが見られています。

一般的にM&A仲介会社は年収ランキングにも載ることが多く転職理由が「お金」という方も多くいらっしゃいます。
一方でお金だけを重要視している応募者は採用する側としても魅力的な人材には映りません。
自分の原体験も踏まえ、「後継者不在を解決させることができるという社会的な意義」×「成果に見合った報酬が得ることができる」等の理由が良いでしょう。

特に注意してほしいことは、M&A仲介業界の魅力を語っているだけでは理由になっていないということです。
「社会問題としての後継者不在を解決したい。」といったところで、それだけでは理由にはなりません。
現在の日本において社会問題は多岐にわたります。その中でなぜM&A仲介という手法を使って中小企業の後継者不在問題を解決することだけにフォーカスしているのか。という質問に答えることができなければ、面接官は納得しないでしょう。

また、現職を選んだ理由から大きく乖離している場合も納得感が少なくなってしまいます。
現職を「稼げる」基準で選んでいるのに、急に社会問題を解決したくなったとしても、どこまで頑張れるのかが伝わりません。

【第2位】
Q:志望理由は何ですか?

この質問は単純に応募した理由だけでなく「応募企業及びM&A仲介業界への理解」「応募企業への志望度」が見られているポイントです。
こちらの回答を作る際に大切なことは、まず「会社選びの軸」を作ることです。この軸に当てはめてフィルターを正しく書けた結果、現在選考に進んでいる企業の中で+アルファの大切にしたい価値観にマッチしていることを伝えましょう。

この質問にも、ただその企業の魅力を回答する人が少なくありません。
「業務効率化が進んでいるから」「一気通貫で全ての業務携わることができるから」などの回答では不足しています。これまでの原体験から、会社選びの基準を作成していきましょう。

詳しくは下記の記事もしくはお問い合わせいただければ一緒に志望動機なども作成していくことができます。

【第1位】
Q:自己紹介をして下さい。

この質問はM&A仲介会社でもれなく最初に聞かれる質問です。他の業界でも当たり前に聞かれますが、M&A業界では特に重要視されており、自己紹介で落とされる可能性があると言っても過言ではありません。

実際に業務の中で初対面のオーナーの方に会い、営業する機会が多く、第一印象は非常に重要なため、自己紹介が重要視されます。
単純に名前、在籍企業を述べるだけでなく、「3分間」自己紹介をしてくださいという企業もあります。
冗長すぎず簡単すぎない内容で面接官にしっかりアピールをしたいところです。同じ内容でも誠実にハキハキと回答することができるか否かで印象は大きく変わります。

キャリアラダーでは、自己紹介を最も重要視しており、録画をして何度も何度も練習していただいています。
自己紹介の出来栄え次第で、その後の面接内容も大きく変わるためしっかりと準備を進めてください。

面接質問に対してここまで解説していきましたが、正直文字だけでは伝わらない内容がほとんどです。
面接は実際にやってみないことにはレベルが上がっていきません。しっかりと準備を行い、何度も何度も練習をしていくことが大切です。

弊社経由では、5社以上選考に進んだ方の9割が内定を獲得しています。
自己応募で準備不足なまま進み、複数社を1次面接でお見送りになった方も多数内定に導いています。

内定を見据えた応募書類の作成

「書類の通過率は高いから、応募書類はそこまで気にしなくていいか。」って考えていませんか?
確かに、M&A仲介業界は営業実績に少しでも興味が持てるものがあれば面接の機会を頂けることも多くございます。

ただ、実際に面接の場に行っても「話したいことを話せずに終わってしまった」「自分の仕事について説明するところに時間を使ってしまった」となってしまうケースも少なくありません。

その原因は、応募書類の作成を甘く見ていることが多くございます。
履歴・職務経歴書はあなたの営業資料です。営業トークが上手でも、営業資料に全く書いていない内容を話す営業マンがいたら信用なりませんよね?

面接も同様です。内定を見据えた書類作成を弊社はサポートいたします。

武器を絞ったアピール

武器が複数になりすぎても、アピールしきれません。自分の一番のスキルを絶対に伝えられるように準備をする必要があります。

自分のどこが評価される可能性があるのか、ほかの候補者よりも自分を雇うメリットはどこにあるのかをまずは理解しましょう。
キャリアラダーでは、キャリアの棚卸から強みの作成まで一緒に考えて見出していきます。

徹底的なロープレで本番に臨む

営業ができるようになるために、何度もロープレをしたのではないでしょうか?
それなのに、面接の場はロープレなしで乗り切るなんて、無理に決まっていますよね。

自分自身をアピールする営業の場です。その場を支配できるほどのイメージをつけて本番に臨んでいただくことが必要です。
弊社では、内定獲得までに平均30回以上の模擬面接を行っています。

おそらく、キャリアラダーほど選考対策に力を入れているエージェントはございません。

応募書類を作成するまでに2~3回の面談を通してブラッシュアップします。
応募するまでにM&A仲介業界全般の模擬面接を5回程度行い、しっかり準備をして選考開始します。
そして、書類選考を通過したら、週に3~4回の模擬面接で徹底的に仕上げていきます。

平日22時土日祝日でも対応していますので、仕事以外は対策に集中といった状態にできます。

本気でM&A仲介業界を目指すなら、「キャリアラダー」に頼ってください。